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執筆者の写真はーにゃ

助けてくださいと発信したわけじゃない

更新日:2020年10月13日

障害児ふたりを育てているとツラい目にあうこともたくさんあります。


うちの息子たちが小さいころ、奇声をあげる息子に電車の中で暴言を吐かれたり

変わった行動をする息子とその親である私をそれはそれは下から上までジロジロさげすむような視線をしつこく送ってきたり 必死に迷惑がかからないようにあれこれ汗かきながら頑張っているのに、とどめをさすようにひどい言葉を投げかけられたり。


もうその苦しみは忘れてしまっているけど、思い出すとやっぱり胸がきゅ~~~っと苦しくなる経験をたくさんしてきました。

「社会って結構冷たい」

そう感じたことすらありました


でも、私が 「障害のある方のお身体のケアをします」と発信をはじめた5年前。


決して

「障害のある方の身体が大変です。皆さん助けてください」

と発信したわけじゃないのです。


それなのに全国から

「私も障害のある方のケアをしたいです。気を付けることはありますか?」

とか

「施設を借りて施術会しているんですよね。そうすれば会場費が安く済むと気づきました。お安く施術を提供したい。どうすれば?」

とか

「友人のお子さんが発達障害で今、暮らしが色々と大変そう。親子ともにゆるめてあげたい」


とか。。。


本当にびっくりするくらい多くの方から

「自分も」というご連絡をいただきました。



そのほとんどは「おうちでサロンを運営しているおうちサロンのオーナーさんたち」でした。



あとはそういうセラピストさんではなくても

「あの方ももしかしたら必要とする方なのかも」と困っている方のことを相談してきてくださる方もたくさんいらっしゃいました。



世の中、本当に捨てたもんじゃない。

だって発達障害の子たちのケアをするといったってお仕事的には利益なんて微々たるもの。

お仕事ですらない方にはそれすらないわけですから


「届きにくい人にケアを届けたい」という私の発信に賛同して

「自分にできることがあるなら」と連絡してきてくれた方たちだったんです。


つらい思いをすると、どうしてもマイナス感情が増幅しがちですが、

世の中には小さな善意を山盛りもっている方もたくさんいらっしゃる


私も息子たちもたくさんの方の善意に助けられて暮らしています。


今日も色々ありますが、それでも平和。


光の方向見て暮らしていきたいですね。


ぐるーみんの書籍が10月8日出版されます。

予約申し込みもはじまっています





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